社長ブログ
時空を越えて
2017-03-14
お客様廻りと打ち合わせ、建材展見学のため東京へ行きました。
伊勢を朝6時30分に出発し10時30分にはお客様と打合せをしていました。
昭和39年東京オリンピックの年、新幹線が開通し10月1日開業日に大学生であった私は新幹線に乗りました。
それまでは夜行列車「伊勢号」で約10時間、「つばめ」で7時間でした。
早くなった分良い事なのかはどうかは分かりませんが、便利になったのは事実でしょう。
5分刻みの新幹線は東京一極集中の結果でしょうか。
ビックサイドでのジャパンショップもすべての情報が集まっています。
多くの人々の話を聞き情報を貰い伊勢へ帰って来ました。
22時に駅を出ると伊勢の街の暗いこと!
でもホッとして空気が清らかな気がしました。
年度末なのとデパートの改装で工場は明かりが付いていました。
皆さん、ご苦労様。
春が来る、春が来た
2017-02-07
節分も過ぎ、立春になりました。
ずぅ~とずぅ~と昔より山久では当主が節分に豆を捲きます。
この日だけはどこへも行けませんし、飲みに出ることも出来ません。
夜になると赤飯を頂き、神棚に祀ってある枡を持ち、「福は内~、鬼は外~」
とまずは自宅の各部屋を豆だらけにします。
さぁ~次は事務所と工場へ出陣です。
19時頃なので一部の社員が残っています。
いつもの通り社長がやってきた!さぁ年の数だけ豆を食べろ!と、強制です。
朝は楽しいなぁ、机の上は豆だらけ、工場内も豆だらけ。
工場の中だけは鬼は外プラス怪我も外です。
すべてを清めると町内の氏神様に注連飾りとお礼をお持ちし、
昨年と本年の無事息災をお願いし、春を迎えます。
翌朝、豆を拾って庭にまくと鳥がやって来るのでそれもまた豆まきの楽しみなのです。
ギアを上げて
2017-01-17
お正月も過ぎ、松飾も取れ気分は仕事モードになっています。
今年は正月よりトップギアを入れて進んでいます。
当たり前のことですが皆様と同じくひとつ歳を重ねました。
しかも正月すぐに誕生日なのです・・
60歳を過ぎてからは3年計画で考えています。
5年先は考えない事にしてきました。
でも還暦の時に立てた目標はもう一度還暦を迎えたい。
還暦0歳と考えました。
今は中学生の気分で自分の将来を考えています。
星野源の世界です。
ただし相手はお客様です。
ギアを上げ過ぎて油切れしないようにお力をお貸しください。
誕生日に頂いたシクラメンです
初代 水谷八重子さんの書
蘇民将来子孫家門
2017-01-01
当地では玄関に「蘇民将来子孫家門」と書いた注連縄を飾ります。
これは1年を通じて飾り、毎年、年の瀬に新しくします。
これは牛頭天王の教えにより蘇民の人が幸せになったと言い伝えにより、私も蘇民の子孫の家ですと分るようにしています。
新年になれば気持ちも新たになり「よし、頑張るぞ」「今年も平穏無事であってくれ」と願うものです。
元旦には工場の東方より初日の出を迎えます。
朝熊山より日が昇り、神々しさと力強さを感じながら清々しい気持ちになります。また時々白鷺が舞うのをみると良いことがあるような嬉しい気持ちになります。
元旦・朝日・エネルギーの補給で今年も皆様にとって良いお年でありますよう伊勢の地より発信致します。
1年間玄関に飾ります
工場から見える日の出です
12月6日 師走
2016-12-06
師走になりました。
木々の紅葉も過ぎすっかり冬支度が始まり、春に向かっての準備です。
伊勢神宮の干支守りを毎年新年に親しい方へお届けするため内宮さんでお受けして参りました。
来年は酉年で丁酉(ひのととり)と言われるようです。
酉の付く年は商売繫盛に繋がると言われていますので頑張ってあやかりたいものです。
写真の干支守りは楠木で彫られていて大変良い香りがします。
楠木の葉は古くから樟脳を元にして防虫剤として使われてきました。
英語では【camphorwood】カンフル剤はこの樟脳からきています。
さて、私共の工場製作品を紹介いたします。
今年度末を目指し学校の家具製作が最盛期を迎えてします。
地元の木材で温かみと再生可能、地産地消も兼ねてヒノキ材で製作しています。
川上の森林を守り整備することにより海の汚濁を防ぎ、私達は海の恵みを頂いています。
美しい景色が見える学校へ納めさせていただきます。
社員一同このサイクルに感謝しつつ心を込めて製作にあたっています。
来年の干支守り
製作中の家具①
製作中の家具②